FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ページトップへ

猛風の宇和島と雪の四万十川

宇和島の朝はゆっくりだ。
風が強い宇和島市内とは言っても港町だから漁に出ている人達にとっては、漁も終えてセリも済んでいるような時間だろう。
宇和島で天赦園と宇和島城址を見に行く事に。
都合が良いことにホテルでレンタサイクルを無料で貸し出してくれる。それにまたがって宇和島の街を走る。今日は風がとても強い。宇和島駅と新内港を繋ぐ大通りに生えている椰子の木が凄い勢いで揺れている!山を見てみると、急角度でせり上がり標高がとても高そうである!
土曜日の朝の8時半前ぐらいだとまだまだ店は開いていない。相変わらず人も歩いてはいない・・・。
天赦園に続く道クネクネと曲がる国道56号沿いを走り、野球で有名な愛媛県立宇和島東高等学校の前を通り過ぎた頃に、「天赦園」の看板が見えて来た。

天赦園に到着。目に飛び込んで来たのは・・入り口が閉まっており、必要以上に入り口にくっ付いて立つ両手でカメラを握りしめた男性が一人!?。天赦園は8時30分開門で、今の時間は8時32分。まだ開いていないのである。ただ、開門を待っているのはその男性一人で、そんなにくっ付いて待つ必要はないのでは??
天赦園入口で待つ男性と声を掛けてくれるおばあさん近くで掃除をしているおばあさんに聞いてみる。と、おばあさんもどうして開かないのか分からない様子だったが、色々声を掛けてくれて、感謝!とその間もずっと門の前で直立不動な男性・・・。そんなに入りたいのか?
40分過ぎに門が開いた。内側から門を開けた女性も、開けた直後に走り込んだ男性にはさぞかし驚いた事であろう^^;
入場料\200を払って入場。と見てみると「留守の場合は、お帰りの際にお支払い下さい」と書いてある。まぁ、普段から暇なんでそんな感じなんだろう^^
天赦園の中は広いお庭になっており、回遊式の池を覗き込んでみると鯉がいっぱいいる!しかもみんな水面から顔を出してエサを貰おうと必死である!なかなか良く調教されている鯉だ^^

天赦園の庭 人が近づくと口を開ける鯉
天赦園の庭と人が近づくと口を開ける鯉

木漏れ日が差し込む暖かい日ならのんび~りしたいのが、今日は木が生茂っているお庭の中でも風が強すぎる・・・。見学もそこそこに宇和島城址へ向かう。

宇和島城登り口宇和島城は市内中心部の小山がそのまま平山城となっている。昨日の松山城と同じく、登山になりそうな予感・・・。
お城の入り口まで来ると、お城の見学コースなのになぜだが・・・登山案内が書いてある^^;入り口の建屋から奥を見ると崖。。またまた本格的である!
天守閣に向かって石の階段を登る。段石はそれほど整備もされていない感じで、昔のまま使用していますって感じがしてGood!さらに登っていくと踊り場に大きな井戸が現れる。宇和島城内の井戸跡合戦→篭城になった時は食料と水の確保が生命線を握る訳で、井戸周辺がそのまま櫓になっていたみたいである。さらに登っていくと、本丸の石垣が見える。非常に立派で高さが高い!石垣が築かれた時代・・・リアス式海岸の宇和島周辺では人口も少なかっただろうに、クレーンも無いのによくここまで高く積んだものだと感心する。戦国武将にとって石垣の有効性は非常に高かったのだろう。
宇和島城天守閣広く開かれた本丸に到着。その奥に三層の天守閣が鎮座している。それまでの石垣の規模や本丸の大きさに比較して天守閣は小さく感じる。この程度が本来の国力なのかもしれない・・・。
天守閣は現存12城のひとつで、昨日の松山城と続けて二城二日連続となる^^築城して数百年経つお城が残っているというのは、改めて凄い事だと思う。ただ風が強いからか天守閣内の窓は全て閉められていて、残念ながら宇和島市内の様子を見る事ができない。。
当時の武器庫を移築したという資料館を見学して、徒歩にて宇和島城を降りる。

宇和島内港自転車を走らせて、新内港へ行ってみる。新内港からは、宇和島周辺の島々へフェリーが出ている。フェリーに乗るつもりはないのだが、なんとなく行ってみたくなる。
港に近づくにつれ風がさらに強くなってくる。路駐してある自転車が音を立てて倒れる。倒れた自転車を一眼レフの連射機能をフルで使いながら写真に収める男性がいる。宇和島はカメラ中年に人気なんだろうか!?自分の自転車も倒されて撮影の対象になるんじゃないかと心配になる・・・。
新内港に着くと一枚の張り紙が・・・。「第一便は強風のため欠航と相成りました」おぉ、船が出港できないぐらい風が強いのだ!

レンタサイクルをホテルに返して、宇和島市街を歩く。時間は11時前となっており、人通りもそこそこ。アーケードの商店街「宇和島きさいやロード」はけっこう距離が長く、呉服屋さんが何軒もあった。宇和島の人々は実はお金持ちなのかもしれない^^
汽車を待つまでに駅前で太刀魚の竹輪巻きを買って食べる。太刀魚を三枚にさばいた身を竹輪に巻きつけて焼いているだけなのだが、これがけっこう美味しくて力が出てくる!

窪川行きの汽車窪川行きの汽車に乗って宇和島駅を後にする。乗客は席に対して3/5程度うまっている。半数以上は地元の学生。残りの半分は自分も含めた観光客風で、後はJR時刻表を持参している鉄ちゃんor鉄子!鉄ちゃんor鉄子を観察していると二つのグループに分けられた。なかなか乗る事ができないローカル線なので写真を撮りまくる興味津々なグループと、時刻表もしくは何かしらの本を読みながらや携帯をいじりながら淡々と汽車の時間を過ごすグループ。本を読むグループ系の人が隣に座ってきたら大変である。写真を撮ろうとすると白い目で見てくる・・・。鉄にもポリシーがあるのかもしれない^^;
宇和島駅を出発した汽車は北宇和島駅に停まり、そこから狭い山間部を抜ける。気が付いていない間に何駅か停まったと勘違いしだす頃に次の駅に停車。地図を見てみると、もぅこの地域から四万十川の支流域なのである。宇和島の山の急勾配に改めてビックリ!
江川崎駅特急が走らない路線なので、汽車は駅に長時間停車する事無く進む。乗車して約一時間した頃に江川崎駅に到着。江川崎駅は昔は流通拠点もしくは蒸気機関車の補給地点だったのかも・・と思わせる規模の大きい引込み線。ここが四万十川中流の拠点となる。

江川崎駅からはレンタサイクルを借りて、約40キロ下流の中村駅を目指す。
だれもいない江川崎駅で唯一人がいる江川崎ターミナルでレンタサイクルを借りる。まさかこんな日に来るとは思っていなかっただろう女性が少しダルそうに手続きを進める。中村駅まで行くと伝えると、「あんたの足で時間内に完走できるの?」って感じで見られ、「時間内から早く行った方が良いよ」なんて言われる^^;しかし、中高チャリ通で鍛えた太股は伊達では無い!そこは余裕そうな顔で「4時間コースだから3時間あれば大丈夫!」と答える。ハイハイって感じで自転車倉庫に向かう女性。レンタサイクルは予想していたよりも立派なマウンテンバイクで、けっこうスピードも出そうだ!

簡単な説明を受けて走り出す。身体が動き出したら、体温も上がりテンションも上がりだす。江川崎周辺は少し民家が並んでいる。しばらく走ると四万十川が見えて来た!第一印象は「広い!」けっこう急な谷底に流れている川にしては、川幅が広いのだ。川幅を工事で狭めて道路を作るといった事が無かったのも、清流が残った一つの要因かもしれない。
江川崎ターミナルで貰った地図を見てみると、少し上流へ向かった先に長生沈下橋があるみたい。上流へ遡り出すと、雪と風が強くなってきた!北風&登り道ではなかなか前に進まない・・・。走っている国道から川縁に降りられる場所があったので、自転車を停めて川縁に降りてみる。
雪の四万十川四万十川の水はこんな天気が悪い雪の日でも、とても綺麗で澄み切っている^^晴れている日に見たらメッチャ綺麗なんだろう。
長生沈下橋に行くのは諦めて・・・下流へ向かって走り出す。風と雪はさらにきつくなって来て、橋を渡る時には川へ吹き飛ばされそうになる。少し走っただけだが、心が折れそうになる。四万十川を眺めながら自転車を進めていくと、西土佐大橋が正面に見えてくる。四万十川の西側を走ってきたが、ここからゴールはでは四万十川の東側を走る事になる。西土佐大橋を越えると道が急に細くなった。前からダンプが来ると、よけるのに精一杯の場所も多い。これは車で来ても大変なコースである。

雪の中を自転車を漕ぐ。なかなか沈下橋は見えてこない・・。ただ黙々と漕いで45分頃過ぎた頃に四万十川を見てみると、沈下橋が見えた!岩間沈下橋である。自転車を飛び降り、ダッシュで国道441号から沈下橋の近くまで降りてみる。
ずっと見たかった風景がそこにあった。思っていたよりも川面から高い!今日でも数日雨もしくは雪が降っていて水かさも増えているとは思うのだが・・、沈下橋はまだまだ高いのだ!夏になると川ガキがこの橋の上から四万十川に飛び込むという。小学生の根性試しの場面にはうってつけである^^
橋は欄干や手すりも無く、普通車が一台通れる程度の幅しかない。初めて沈下橋に立ったら、風で川に落ちそう!岩間沈下橋から眺める四万十川はやはり広くて、山の谷間全体をゆっくりと流れている。

岩間沈下橋 近影 岩間沈下橋 遠影
岩間沈下橋

岩間沈下橋を後にして、また自転車を漕ぎ出す。相変わらず雪は降っているし、山を眺めると白く雪化粧している。南国の四万十川で雪化粧を見るなんて数少ないだろうし、実は得しているのかもしれない^^
口屋内沈下橋(閉鎖中)口屋内沈下橋へ着いた。先ほどの岩間沈下橋と比較して、なにかおかしい・・。近づいてみると、「落橋のおそれあり」で通行禁止となっていた!!おぉ、そんな事あるんだ!そういえば、汽車の窓から見えていた沈下橋も橋が壊れていた。水の力は恐ろしいものである!

自転車を漕ぐ。心は半分は折れていて、いつ自転車を停めて・・ヒッチハイクで軽トラに乗せてもらおうか考えたりする・・。そんな弱気の自分の前に久保川休憩所が見えて来た。
狭い山間を広く雄大に流れる四万十川休憩所で自転車を停めて、ベンチに座る。ほっと一息つく。昨日宇和島のスーパーで購入したじゃこ天(三枚入り)を食べると、何だか力とやる気が出てくる!もぅ半分近く走ったのだから、最後まで走りきらなきゃ!と自分を励まし、ペダルを踏み込む!上り坂では歯を食いしばり、トンネルでは響くタイヤの音に四万十川流域には自分一人しかいないような錯覚に陥る。そんな時も横を見たら四万十川は広くゆっくりと谷全体を使いながら流れている。

勝間沈下橋・高瀬沈下橋・三里沈下橋を越えた頃から遊覧船を見かけるようになり、最後の佐田沈下橋まで来た。佐田沈下橋は中村駅から一番近いからか、他では一人も見なかった観光客やバスであふれていた!そんな中自転車で来ているのは自分一人。ここまで来ると自分が誇らしくなって来た^^

勝間沈下橋 高瀬沈下橋
(左)勝間沈下橋 (右)高瀬沈下橋
三里沈下橋 佐田沈下橋
(左)三里沈下橋 (右)佐田沈下橋

佐田沈下橋も過ぎる頃には天気も良くなってきて、雲も無くなり太陽が降り注いで来た!太陽の下で見る四万十川は、遠めにも凄く綺麗でやっぱり広かった!
中村駅に着いて、四万十川観光ターミナルで自転車を返却。40キロ4時間コースを3時間20分ぐらいで制覇!少し時間があまったので、四万十川観光ターミナルと中村駅で買い物をしながら汽車を待つ。土佐くろしお鉄道中村駅は古そうな外見とはうらはらに、内装はめっちゃお洒落で綺麗!入線して来た汽車とのギャップがありすぎて・・・^^;

中村駅 中村駅構内
土佐くろしお鉄道 中村駅

土佐くろしお鉄道に乗って、宿毛駅に向かう。どうせ四国南西部まで来たのだから、最南西端の駅まで行ってみようという事である。硬いサドルにずっと座っていたお尻には、各駅停車のベンチシートでも優しい^^
宿毛駅は街の中心部から離れた場所にあって、居酒屋や飲み屋街とは離れている。その分大型スーパーやホームセンターが再開発で入店している。という事で・・宇和島と同じく、スーパーへ買い物へ!
宿毛産のお刺身宿毛産の真鯛・びんなが鮪・ぐれのお刺身を購入。各10切れ程度入ったパックはどれも\190!メチャ安!!味もメチャメチャ美味しくて、宿毛の地元民にジェラシーを覚えた夜であった。
スポンサーサイト
ページトップへ
プロフィール

SAKACCI

Author:SAKACCI
さかっちです。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
とけい
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。